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足るを知る

自分では意識してる感覚はないけれど、最近よく耳にします。

今日も中学2年生とそのお母さまとの脳トレで、星新一さんの『気まぐれロボット』を読んだ感想からです。

動物の言葉がわかるという薬があり、それをたくさん飲むとたくさんの動物の気持ちがわかると思いたくさん飲んだら大変なことになったというお話しの感想からでした。

『足るを知る』と『向上心をもつ』の棲み分けがわからないと思うのはわたしだけでしょうか。

以前大変お世話になった方に、

「そんなにいつまでももっと、もっと、と思うといつまで経っても幸せになれないよ」

と言われました。

だけど当時は、『今の状況では満足じゃない。もっと満足できる場所へ行こう』と思うのは向上心だ!と思ってました。

あの時『足るを知って』いたら今の自分はないしこの幸せは感じれていないから『向上心があって』よかったと思う。同時に、もし『足るを知っていたら』、今とは違うことに幸せを感じて過ごしているのかもしれませんね。

コーチングをするようになった今では、

『ただ、「自分がある(在る)」ことが素晴らしい』

と思うことが、理想を現実にする第一歩だとも実感してます。
それって究極の『足るを知る』ですよね。

ちなみに、今ちょうど海外開拓支援の方で、イヌパシーという製品の存在を知りました。首に着けるだけで犬の気持ちがわかるようになる機器です。

とてもタイムリーなお話しでした。
日本にはわたしが知らない素晴らしい製品やサービスがまだまだたくさんあることに発見できるお仕事ができて楽しいと日々感じています。

となると、『足るを知る』か『向上心』どちらかではなく、日々楽しく過ごすにはどちらも必須不可欠ということですね。

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