今日は、本物は見たくもない虫の話から始めます。(なので可愛いイラストを使う)
ノミとは、犬や猫など毛のある動物に寄生する厄介な(害)虫ですが、「潜在能力は無限だ!」ということを説明するのに使われる話しがあります。
体調4ミリの小さいノミですが、ハネもないのに垂直で20センチ(体長50倍)水平で40センチ(体長100倍)も飛ぶ力があります。
これを人間で例えると、160センチの人が80メートルの高さを飛ぶのに匹敵します!
ところが、10立方センチメートルの箱にしばらく入れておくと、箱から出した後も10センチしか飛ばなくなるのです。
これを人間に例えると、
「自分は50点を取る人間だ」
と思うと、それ以上を取ることに制限をかけてしまう傾向があります。
先日実際に体験したことです。
中間試験前にテスト対策をしていたのですが、本人は努力しているのに間違いも多く身に付いている感じがしないので、何点を目標にしているのか尋ねたところ
「英語60点、数学70点」
と言うので、「わたしは100点採れるように教えてるし、どうせやるなら100点目指してやろうよ!」とついつい声を大にしてしまいました。
100点を採らなければ(完璧でなければ)いけないとは思いません。
でも、物事に取り組む際に目標や目的を持つとそのようになるし、持たないと自分の持つ潜在意識が結果として出てしまいます。
そしてその生徒のテスト結果は、ノミの法則の通りとなり
「英語58点、数学75点」
でした。
これって偶然なようで、当たり前のことなんですよね。
100点を取ろうと思うと必死で最後まで努力するけど、60点で良いと思ったら半分くらい気を抜きませんか?
その生徒は、次回は100点を目指すと言っていました。
(そう言わないとまた怒られるのがわかっているのでしょう笑)
昨日読んだ本にタイムリーな言葉を見つけたのでご紹介します。
よく、自己実現に関して『自分にできる範囲の小さな目標を立てて、コツコツと達成していきましょう』などと言われるが、本当に人生を帰るために必要なのはただ一つ・・・
「運命の恋をかなえるスタンダール」水野敬也著
『Volez(ヴォレー)飛ぶ』ことだそう!
ノミのように50倍、100倍飛んじゃいましょう!